今年もやります(笑)。
PISCES 賞とは、「年末はソフトの開発者さんもお休みモードで、書きたいネタがあまり出てこないんだよねぇ〜」ということで2006年に安易に創設された、Tom が感動したソフト5作品に贈られる権威のかけらもない賞であります。
候補作は、その年に最初のバージョンがリリースされ、かつ PISCES で紹介したことがあるソフト。つまりは「来年もがんばって開発してくださいよ〜」と開発者にエールを送るとともに、暗に「来年もアップデートして、うちのブログにネタを提供してね(ハート)」とプレッシャーをかける賞でもあります。
受賞作は選考委員の Tom 個人の独断と偏見によって選出され、受賞したソフトの開発者には Tom の熱いまなざしが贈呈されます。昨年の受賞作はこちら。昨年から Mac オンラインウェア部門と iPhone アプリケーション部門に分かれています。
それでは、発表しましょう! iPhone アプリケーション部門最後の受賞作は・・・
簡単な操作で iPhone のクリップボードの内容をストックしておけるだけでなく、Mac との双方向同期も実現し、コピー&ペーストの活用範囲を広げてくれたのが受賞理由です。おめでとうございま〜す(パチパチパチ)。
ほかのアプリケーションでテキストや画像をコピーしておいて、Pastebot を起動すると自動的にクリップボードの内容をストック。
ストックした項目はタップして iPhone のクリップボードに戻すことができるので、後からほかのアプリケーションにペーストして利用できます。
右側のボタンをタップすると、ストックした内容全体を見ることができます。画像の場合には、「セピア」「反転」などのフィルタを適用したり、回転、トリミングして保存することも可能。
テキストも編集可能で、「HTML タグで囲む」などのフィルタを適用して保存することもできます。
手入力でテキストクリッピングを作成したり、写真アルバムや、内蔵カメラで新たに撮影した写真もストックできます。Pastebot のクリップボードには最大99件までしかストックできませんが、フォルダ分けすることでそれ以上のストックが可能になります。
開発元で配布されている「Pastebot Sync」環境設定パネル(無料)を Mac にインストールしておけば、Wi-Fi ネットワークで接続している Mac・iPhone 間でのクリップボードの同期も可能に。
Mac でコピーしたテキスト・画像が、
自動的に Pastebot のクリップボードにストックされ、逆に Pastebot で選択したテキスト・画像を
Mac のアプリケーションにペーストすることもできます。
日本語ローカライズは、E-WA さん。
→ Download はこちら