楽天レンタル に入会して、最初に送られてきた DVD の中の1枚。
人妻学、もとい mono-logue さんが『ガタカ』を紹介されているのを読んで DVD をレンタルしてみました。日本で公開された時に一度映画館で観てはいるものの、どんなストーリーだったかさっぱり覚えていなくて、ちょっと気になったんです。
主演は、元夫婦のイーサン・ホークとユマ・サーマン。この映画での共演がきっかけで、二人は結婚したんでしたっけ?
舞台は DNA 繰作による優秀な遺伝子を持った「適正者」と、自然な出産で生まれた「不適正者」に分かれる差別的社会が出来上がった近未来。
「不適正者」であるが故に宇宙飛行士になる夢を叶えることができないビンセントが、事故で歩けなくなってしまった「適性者」のジェロームと契約し、彼になりすまして宇宙局に潜り込むというストーリー。
映画の内容を覚えていなかったので、最後まで飽きずに観ることができました。人妻学、もとい mono-logue さんが絶賛されるように、映像はたいへん美しく、マイケル・ナイマンの音楽も素晴らしいんです(途中で、マイケル・ナイマンの音楽目当てで、この作品を観に行ったことを思い出しました)。
ただ、テーマがいささか古くさい。
近未来を舞台に SF 的要素と(オチはお粗末ではあるものの)サスペンス的要素を組み合わせた作品になっているけど、要は持たざる者(不適正者)が持つ者(適性者)の世界に這い上がっていこうとする話なんで、設定をちょっと変えてやれば邦画にも似た作品があったような、なかったような・・・。
それに、主演の二人よりも、ジェローム役のジュード・ロウの方がいい味を出しているのはいかがなものか。
あらためて観てみたものの、個人的にはやはり「今ひとつ」で終わってしまいました。いっそのことジョージ・オーウェルの『1984年』みたく絶望的なまでに暗い作品にしてもよかったような気がします、これ(ヒットはしなかっただろうけど)。
ガタカ:
Amazon、TSUTAYA DISCUS
、
ぽすれん、DMM











今日は映画ファンサービスデーだったので、映画『



