![]() | パパは、出張中! モレノ・デバルトリ エミール・クストリッツァ ビデオメーカー 2000-11-24 by G-Tools |
政情不安のサラエヴォ、少年マリックの父は突然、強制労働送りに。母は「父は出張中だ」と言いつくろうが…。
もうすぐカンヌ映画祭開幕ということで、ぽすれんの無料お試しの第2回レンタルしてゴールデンウィーク中に観たもう一作は、昨年の映画祭で審査委員長を務めたエミール・クストリッツァ監督の『パパは、出張中!』。TSUTAYA DISCAS
、DMM、
GEOLAND ともに取り扱いありました。
反スターリン路線に走るチトー政権下のサラエヴォが舞台。スターリンの肖像画を掛けた部屋でマルクスが執筆活動する新聞の風刺漫画を見て、「やりすぎだな」と呟いたことが原因で「反体制」の烙印を押され強制労働送りになる父親・・・。この父親というのがひどく女たらしでありまして、愛人をつくっているは、強制労働に送られた先でも女を買いに出かけるは、とひどい男で、せっかく不条理なきっかけをつくっているのに「いいじゃん、こんな男、強制労働送りになっても」とさえ思えてきます。キャラクター設定の意図がわかりません。
ユーモアというのは悲劇を際立たせるのに有効な手段ではありますけど、この映画は必要以上にユーモラスに描き過ぎ。肝心の体制批判の部分が伝わってこないです。二時間強の作品ですが、何度もあくびをしてしまいました。
観賞後、ほかの方が書かれているレビューも読んでみましたけど、『パパは、出張中!』は監督のほかの作品と毛色が違うようですね。Tom はエミール・クストリッツァ監督作品を観るのは初めてなんですけど、本作に限って言えば、さほど面白い作品だとは思いませんでした。
→ Tom の評価






昨夜帰宅したら、
