楽天レンタル に入会して、最初に送られてきた DVD の中の1枚。
日本公開時にはノーマークだったんですけど、『しあわせな孤独』がここ数年ハマりまくっている監督ラース・フォン・トリアーらが提唱するドグマ95(参考:ドグマ95から広がるネットワーク)の作品だと知り、レンタルしてみました。
ドグマ95の作品を観賞するのは、 TSUTAYA DISCAS の無料お試し期間にレンタルして観た『幸せになるためのイタリア語講座』に続いて2作目。日本で公開されている作品が少ない上に、レンタルで観ることができるタイトルが残念ながらほとんどないんですよね・・・。
ある日、セシリの目の前で結婚を間近に控えた婚約者のヨアヒムが交通事故に遭う。全身不随になってしまった絶望からヨアヒムはその日以来セシリを遠ざけるようになる。ヨアヒムを轢いたクルマを運転していたマリーの夫ニルスは、ヨアヒムが運び込まれた病院の医師。ニルスは謝罪のためにセシリを訪れるが、ヨアヒムの冷たい態度に寂しさを感じるセシリはニルスの優しさに惹かれていき、二人の関係は・・・というストーリー。
最初にあらすじを読んだ時にただの「不倫恋愛映画」なのかと思って、もう少しでレンタル候補リストに入れないところでしたが、見逃さないでよかったです。
交通事故という突然の出来事により、セシリとヨアヒム、ニルスとマリーの関係が大きく変わっていく中で、悩み、戸惑うそれぞれの主人公の描き方が実に巧いんです。
ただの恋愛映画ではなく、独りになることでそれぞれが新しい自分になろうとしている姿を描いた佳作。自分が同じ立場に置かれたらどうするかなぁ?と考えてしまいます。お涙頂戴ものの作品を観てもほとんど感動することがない(そのため一部の知人から「血が通っていない」とひどいことを言われる)Tom でもジーンと来てしまいました。監督のスザンネ・ビアはデンマークの新鋭らしいですけど、これからの活躍に期待。
お国柄の違いのせいか、日本人の感覚では納得できないところもなくはないけど、安っぽい恋愛映画で感動している人にはこの作品をぜひ観てほしいなぁ。あらすじだけ読んでもピンと来ないと思うので、まずは観てください。
しあわせな孤独(Amazon)
やっぱりドグマ95の作品って、自分の好みに合ってるような気がする。ほかの作品もレンタルで観られるようになるといいんですけど・・・。
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邦題の「しあわせな孤独」もセンスがいいですね。
デンマーク語の原題は「Elsker dig for evigt」(「あなたを永遠に愛している」という意味らしい)、英語のタイトルは「Open Hearts」。
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