![]() | ピーター・グリーナウェイ コレクションDVD-BOX 1 ピーター・グリーナウェイ 紀伊國屋書店 2005-02-19 by G-Tools |
舞台は17世紀、名誉革命後の英国。画家ネヴィルは名門ハーバート家の夫人に、屋敷の絵を12枚描くように依頼され、指示通り描き進めていくが…。
しばらくアメリカ映画が続いたので、昨夜はイギリス映画『英国式庭園殺人事件』を観賞しました。『ピーター・グリーナウェイ コレクションDVD-BOX 1』に収められているうちの一本で、グリーナウェイ監督の劇場長篇第一作にあたる作品です。
グリーナウェイらしく、数字や色彩へのこだわり、言葉遊びやさまざまな引喩に溢れた作品ではありますが、最初の作品ということで力が入りすぎたためなのか、以降の一連の作品と比べるとわかりにくいものになっているような気がします(絵を描くために用いられるフレーム、映画のフレームと、"Frame-up(陰謀)" が掛けられているなんて、英語のネイティブスピーカーでもなけりゃ気づかんでしょ)。
そのほかにも英国史を知らないと理解できない部分も多く、DVD に収録されているピーター・グリーナウェイ自身による作品解説を聞いてようやく少しわかった気になれる作品です(?)。事実、十数年前にどこかのミニシアターで上映されていた本作を観た時には、内容がほとんど理解できず、かなり消化不良になったものでした。今回の DVD 化で無修整になった動く銅像が意味するものもようやく理解することができましたよ(笑)。そんな感じの作品ですのでほかの作品ほど楽しめず、個人的にはそれほど好きではありませんです、はい。
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邦題が『〜殺人事件』になっているので、ミステリーだと思って観た人が公開当時にもいたそうですが、殺人事件は起きるものの犯人探しに重点を置いた作品ではないので、これから観るつもりの人はその点ご注意ください。原題は "The Draughtsman's Contract" 。これもわかりにくいんですよね。
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